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格安simのシェア争いでは、トップ5に入るIIJ。
ただ、一般的に格安sim会社は、自社の契約数については大っぴらに公表してません。
情報開示すると他社との競争上不利と考えているのかもw。
しかし、11/7、IIJの第2四半期決算発表があり、その中で
「モバイルの総回線数は、9月末日に203.9万回線」
と発表がありました。
順調の契約数を伸ばすIIJ、その秘密とは?
IIJのモバイル回線数(203.9万回線)の内訳はこちら。
・個人向け回線「IIJ mio」 ⇒ 約100万回線
・法人向け回線 ⇒ 約40万回線
・MVNE回線 ⇒ 約65万回線
200万回線突破までの推移はこちら。
IIJは好調の秘密について、
・稼働率が高いこと
・安定した通信品質であること
・データ分析がリアルタイムなこと
だと語っています。
確かに、IIJの戦略はうまいですね。
単にMVNOだけでなく、MVNEや法人向けもやっているので安定した収益が得られるからです。
MVNOだけだと、価格競争に巻き込まれてしまうので、黒字化は難しいでしょうから。
また、格安sim会社にとって、驚異と思われることの1つが、大手キャリアのサブブランド戦略です。
でもIIJは、MVNEや法人向けなどもやっているため、それほど影響がないようです。
IIJの200万回線突破の感謝キャンペーン
IIJは、200万回線突破の感謝キャンペーンをスタートさせます。
引用元: 200万回線突破!感謝キャンペーン
・A賞 10名 HUAWEI honor 9:応募期間 11/16~11/28
・A賞 10名 ロボット掃除機:応募期間 11/29~12/12
・A賞 10名 BOCCO:応募期間 12/13~12/26
・B賞 2万名 IIJmioクーポン/デジある1GB:応募期間 12/13~12/26
キャンペーンに応募できるのは、
「IIJmioモバイルサービス(BIC SIM含む)またはIIJmioモバイルプラスサービス(エコプラン)を利用している人」
です。
ただし、IIJmioモバイルプラスサービス(エコプラン)の利用者はB賞に申し込めません。
現在、IIJmioを利用しているなら、申し込んでおくといいでしょう。B賞なら当たるかも^^。
IIJの今までの実績
IIJは今までに、格安simのシェア、顧客満足度、山手線通信速度、都道府県別実行速度などにおいて1位になった実績があります。
引用元: IIJmioが選ばれている理由
現時点では、競争相手が増えてしまったためにシェアや通信速度は、1位ではありませんが、それでも、20年以上も通信業界で存在し続けているだけあって、通信回線の信頼性はピカイチです。
また、IIJmioはツイッターでも気軽に質問できるのでいいと思いますし、「てくろぐ」というブログでは、技術情報などが公開されていて情報開示の点でも評価できます。
「てくろぐ」を見るとIIJが単に格安simを右から左へ売るだけの会社ではなく、しっかり技術研究をやっている会社だというのがわかりますよ^^。
IIJmioについて私が思うこと
久しぶりにIIJmioの公式サイトを見てみました。
いろいろなサービスやキャンペーンがあったり、わかりやすく情報がまとめられていると感じました。
また購入できるスマホも種類が増えているし、スマホだけでなく、ルーターも購入できるようになっています。
ここに来てかなり積極的に攻めの展開を見せているように思います。
格安sim会社でCMを使って宣伝しているところもありますが、IIJはCMをやってません。
なぜなら、広告費を使わないことで他の部分に資金を使う戦略だからです。
やっぱりCMってお金がかかりますからね~。
UQ Mobileなんかは、まったく逆の戦略です。CMでバンバン広告費を使っていますから。
どちらの戦略がいいとか悪いとかはないと思います。
結果的に、利用者としてはコスパがよくて満足できる通信環境が得られればいいだけですから。
まとめ
IIJが200万回線を突破。また、個人向けサービスのIIJmioは約100万回線ということですが、凄い数字です。
これだけの数字があると、いろいろなサービスを付加することでさらなる収益増加が見込めます。
ある意味、契約者は囲い込んでいるお客さんでもありますから。
例えば、IIJmio契約者だけに特別価格で商品やサービスの提供を告知すれば、告知した人の何パーセントかは、購入するはずです。
これを定期的に繰り返すだけで利益は増えます。
人を集めること、これがネットビジネスでは必須です。
ユーチューバーが高額なマンションに住めたりするのは、登録者が多いからです。
彼らが宣伝をすることで、商品が売れますから。ユーチューバーは宣伝効果が高い素材と言えます。
これは、タレントと同じことですが、タレントよりも低コストで効果の高い宣伝ができます。
これと同じことが格安sim会社にも当てはまります。
格安simのIIJmioにとって、契約数100万という数字は目標の1つだと思います。これで、ビジネス展開がだいぶ楽でしょうから。
ただし、油断は禁物です。ライバルも当然、頑張ってますからね(*^o^*)。