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デザリングの利用者にとって、怒り心頭なニュースです。
それは、
今年の4月からauとソフトバンクが、大容量データプランの契約者に対してテザリングオプションを有料化にするというものです
大容量のデータを使うユーザーは言わば、お得意様。
それなのに、テザリングの利用を有料にするなんて。
と、利用する人はきっと思うでしょうね^^。
なぜ、デザリングが有料になるのか?
今現在、大手キャリアの大容量データプランでテザリングは無料となっています。ドコモは、デザリングは無料のままです。
しかし、auとソフトバンクの大容量データプランは4月から有料(500円/月)になります。
そもそも、なぜ、大容量のデータを使う利用者に対して、デザリングを有料にするのでしょう。
それは、デザリングを利用することで、データ通信のトラフィックに異常が生じる可能性があるからだそうです。
あくまでも可能性の話しだけなので、実際に異常が生じるかはわかりません。
ドコモは、大容量データの利用者のデザリングの利用結果からトラフィックに異常が生じてないことを確認して、無料のままに据え置くことに決めたようです。
ドコモの方が考え方は、筋が通っていますね。
逆に、auとソフトバンクは、「大容量のデータの利用者はお金を払えるだけの余裕があるのだから、払ってもらっえばいい」というような考えがあるのではないかと、思ってしまいますw。
auやソフトバンクから格安simへの乗り換えは増えるのか?
現在、auやソフトバンクで大容量のデータプランを利用してる契約者は、他の会社への乗り換えも検討しているようです。
ちなみに、auとソフトバンクのサブブランドであるUQ mobileとY!mobileはデザリングは無料です。
つまり、同じ系列の会社にも関わらず、差があるんです。
そのため、大容量のデータプランを利用してる契約者が、不満を訴えるのはもっとなことです。
また、一部の利用者は、いっそのこと格安simに乗り換えることも考えるのではないでしょうか。
しかし、多くの利用者は格安simに切り換えないと思います。
なぜなら、大容量のデータを使う利用者は多くの時間をインターネット環境で過ごしています。
このため、高速かつ安定したデータ通信の利用を望んでいます。
格安simだと、このようなインターネット環境を用意することは困難です。
なので、大容量データの利用者は大手キャリアの安定した通信環境を利用せざるを得ないのです。
大容量のデータの利用者は、全体の数パーセント
こちらは、スマホの月間のデータ利用量のグラフ(2015/12)です。
こちらのグラフを見るとわかるように、月に20GBを越えるようなデータを使うユーザーは全体の数パーセントに過ぎません。
そのため、たとえ、デザリングが有料になったとしても利用者の不満は全体からみるとほんの一部に過ぎません。
ですので、大容量データの利用者に対してデザリングを有料にしても支障はないと、auやソフトバンクは考えているのでしょう。
本来なら、デザリングを利用してもトラフィックの問題が起きないようにすべきですが、そうなると、設備投資にお金がかかります。
大手キャリアは利益が増えているのに、その利益を還元することにあまり力を注いでないように思えます。
契約者数を増やすのにお金を使うことよりも、既存の契約者の満足度を上げることにお金を使った方がいいように思うのは私だけではないでしょう。
まとめ
auとソフトバンクが大容量データプランでテザリングを有料にするのは、あまりよい施策ではないです。
たとえ、月に500円のお金を取り入ってくるお金が増えても、そのお金は、auやソフトバンクの利益になるだけです。
おそらく、回線品質の安定度を上げるためには使われないでしょう。
もし、私がauやソフトバンクの大容量データの利用者であるなら、ドコモ、UQ Mobile、Y!mobileへのMNPを検討するかもしれません。でも、格安simへの乗り換えは、しないと思います。
大量のデータ通信を利用する場合、通信速度の速さと安定性は捨てがたいですから(*^o^*)。