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格安sim市場におけるsimフリー端末でシェアがトップのHuawei。
人気の端末「HUAWEI P10 lite」。そしてこれ以上にヒットしているのがauに採用された「HUAWEI nova2」。
そのHuaweiが決済サービスでさらに日本でのビジネス展開を推し進めようとしています。
Huaweiの決済サービス「Huawei Pay」
Huaweiは独自のモバイル決済サービス「Huawei Pay」を中国で展開しています。
日本での展開も視野に入っていてその準備として2/24に東京秋葉原のヨドバシマルチメディア内に初めてファーウェイショップを作りました。
これによりスマホを含めた商品ユーザークラウドサービスを関連づけることでさらなる飛躍を狙ってます。
「Huawei Pay」を導入するためにはFeliCaを端末に搭載して利用するようです。
決済サービスは戦国時代、「Huawei Pay」に勝算はあるのか?
スマホを利用した決済サービスはいろいろあります。
・Suica
・nanaco
・WAON
・iD
・QUICPay
・Apple Pay
・Andoroid Pay
・楽天Edy
・etc
これだけたくさんあるとユーザーは、選ぶのも一苦労です。
たいていの人は、どれを選ぶか迷ってしまうでしょう。
このような状況で、「Huawei Pay」を投入したとしても簡単には広がっていかないでしょう。
ただし、私もそうですが、Huaweiのスマホ利用者はスマホ決済を利用してない人が多いと思います。
ですので、安全で便利というメリットが感じられるなら、利用者が増える可能性はあります。
Huaweiにつきまという中国政府の影
中国は共産党の一党独裁体制です。
最近さらにそれが加速して、習近平氏が独裁体制を築きつつあります。
そして、有事の際には中国企業が軍や政府のために協力しなければいけないとことを法律で決めています。
現在、Huaweiが中国政府のために活動をしているということはないと思いますが、何かがあった時にHuaweiが中国政府に情報などを提供する可能性は否定できません。
そのため、決済情報などを扱う決済サービスに関しては、中国の会社のスマホを使って本当にいいのかという、懸念があります。
私は今、Huaweiのスマホを利用してますが、クレジットカードや銀行へのアクセスにはスマホは使ってません。
ましてや決済サービスには、今のところ使う予定はありません。
なぜなら、やっぱりスマホでお金に関することを扱うことはリスクがあると思っているからです。
ただ、時代の流れとしていずれスマホに限らず、電子決済が主流になっていくのは確かです。
そのため、いずれは、何らかの決済サービスを利用しないといけなくなるでしょう。
その時に、Huaweiのスマホを使うのか、それとも他の国や日本製のスマホを使うのは考えないといけなくなりそうです。
まとめ
スマホを利用した決済サービスは、中国では増えているようです。
それは、元々中国では現金に対する信頼性が薄いことと関係があります。
中国では現在、QRコードを利用した決済が普通の店舗でも普通に行われていて、日本よりずっと電子決済は進んでいます。
今後、日本でもスマホを利用した電子決済は増えると思います。
ただ、やはり安全性が担保されなければ、なかなか日本では普及しにくいのではないでしょうか。
私はクレジットカード決済をよくします。通販での買い物はクレジットカードがほとんどです。
一方、店舗での買い物は現金かクレジットカードです。
現金やクレジットカードでの買い物をスマホにすることで、便利になるのは確かです。
小銭を用意したり、サインや暗証番号の入力が不要になりますからね。
ただ、スマホをなくしたら困るし、落として壊れた時、暗証番号やPIN番号を忘れた時などを考えると、スマホのような電子機器に決済を依存するのは、心配があります。
今後、決済の方法はスマホを中心にいろいろ変化しくと思いますが、便利さとリスクの両方を担保できる仕組みを構築するには、やはり時間がかかるのではないでしょうか。
東京オリンピックまであと2年ちょっと。
それまでに電子決済はどこまで進むのか、注目したいと思います(*^o^*)。