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「家族全員がスマホを使っているから、通信料金の支払いが大変」
このような家庭もあると思います。
人数が多いと、月々、数万円以上もかかることもありますからね。
できれば1円でも通信料金を安くして、家計を楽にしたい。
誰だってこう思います^^。
「でも、どうすればいいか?」
大手キャリアとの契約を解除し、格安simを家族全員で利用することは解決方法の1つです。
家族で5人で10G以上を共有するならどの格安simがおすすめか?
格安simを選ぶ時に、もっとも重視したいのはやはり、通信料金です。
1ヶ月で使える通信料金が安ければ安いほど家計への負担は軽くなりますから。
価格.comで10GB以上のデータ容量が使えて、複数枚のsimが使えるブランを調べるとこちらのようになります。
1位:OCN モバイル ONE(15GB/月・音声通話)*最大0.5MB/s 2,700円/月
2位:DMM mobile 通話SIMプラン 10GB 3,121円/月
3位:楽天モバイル 通話SIM 10GBプラン 3,196円/月
4位:LIBMO 10GBプラン(音声通話)3,218円/月
5位:OCN モバイル ONE(10GB/月・音声通話)3,240円/月
6位:LinksMate データ+SMS+音声通話機能 10GB 3,348円/月
7位:mineo auプラン デュアルタイプ(10GB) 3,380円/月
8位:mineo ドコモプラン デュアルタイプ(10GB) 3,477円/月
9位:LINEモバイル コミュニケーションフリー 10GB 3,478円/月
10位:IIJmio タイプD ファミリーシェアプラン 10GB 3,520円/月
10位:IIJmio タイプA ファミリーシェアプラン 10GB 3,520円/月
価格.comの結果がこちら(クリックで拡大)。
こちらのプランの中身を実際に見ていき、おすすめの候補を探していきます。
1位:OCN モバイル ONE(15GB/月・音声通話)
1位の「OCN モバイル ONE」ですが容量が10GBはなくて15GBなのですが、最大通信速度が500kbpsとなります。
この条件でもよいなら、OCN モバイル ONEが最安です。
ですが、一般的にはこの500kbpsだと遅くてイライラしてしまう可能性が高くなるでしょう。
ですので、候補にはなりません。
2位:DMM mobile 通話SIMプラン 10GB
2位はDMM mobileですが、シェアできるsimカードが最大で3枚です。ですのでDMM mobile
と契約する場合、2枚シェア+3枚シェアの2契約が必要になります。
なので、3人までの利用ならDMM mobileでよいでしょうが、5人での利用にはおすすめできません。
3位:楽天モバイル 通話SIM 10GBプラン
3位は楽天モバイルなのですが、楽天モバイルの場合、全員が楽天モバイル会員でそれぞれが、契約している場合にデータをシェアできるというものです。
ですので、いわゆる家族シェアというのとは異なりますので候補にはなりません。
4位:LIBMO 10GBプラン(音声通話)
4位のLIBMOですが、最大で3枚までのsimしか追加ができません。5人での利用は2契約が必要です。
5位:OCN モバイル ONE(10GB/月・音声通話)
5位のOCN モバイル ONEのプランは、1位のプランとは別のプランです。simは最大5枚まで利用できます。
また、追加できるsimは、音声sim、データsimの追加が可能です。
【OCN モバイル ONEを5人で使った場合】
<条件>
・音声sim 5枚
・データ容量 10GB
<初期費用(税抜き)>
・初期工事費用(パッケージ費用):3,000円
・simカード手配料:394円×5枚=1,970円
初期費用の総額=3,000+1,970=4,970円
税込みだと、5,219円です。
ただし、一度に5枚購入しない場合は、この金額がそれぞれのsimの契約時にかかります。
<月額費用(税抜き)>
・コース料金10GB/月 2300円
・音声SIM利用料1枚700円 3500円
・容量シェア利用料 1600円
・ユニバーサルサービス利用料 15円
月々の合計費用=2,300+3,500+1600+15=7,415円
となります。
税込みだと、8,008円です。
この他に通話すると通話料(20円/30秒)が別途かかります。
6位:LinksMate データ+SMS+音声通話機能
simは最大5枚まで利用できます。追加simカードも音声通話、MNPが可能で、カントリーフリーオプションも付きます(ゲーム、エンタメ、SNSなど通信量カウントが90%オフ)。
【LinksMateを5人で使った場合】
<条件>
・音声sim 5枚
・データ容量 10GB
<初期費用(税抜き)>
・sim事務手数料 3,000円×5=15,000円
・sim発行手数料 400円×5=2,000円
初期費用の合計費用=15,000+2,000=17,000円
税込みだと、18,360円です。
LinksMateは一度で5枚のsimを購入できません。1枚ずつ購入していくために、このように初期費用がかなりかかってしまいます。
<月額費用(税抜き)>
月々 3,100+600×4=5,500
追加SIM利用料 300×4=1,200
ユニバーサルサービス料 3×5=15
月々の総額費用=5,500+1,200+15=6,715円
となります。
税込みだと、7,252円です。
この他に通話すると通話料(20円/30秒)が別途かかります。
7位:mineo auプラン デュアルタイプ(10GB)
【mineo auプランを5人で使った場合】
<条件>
・音声sim 5枚
・データ容量 10GB
mineoは、個別契約する必要があります。合計10GBになるプランだと500MBプランと契約することになります。しかし、容量が少ないので1GBとして、
3GB×3契約+1GB×2契約=11GB(5契約)として計算します。
<初期費用(税込み)>
一人当たり(3GB、1GB共通)
・新規契約事務手数料:3,240円(税込み)
・SIMカード発行料:438円(税込み)
初期費用の合計費用=3,240×5+438×5=18,390円
<月額費用(税込み)>
月々 1,630×3+1,522×2=7,934円
ユニバーサルサービス料 3.24×5=16円
月々の総額費用=7,934+16=7,950円
となります。
この他に通話すると通話料(20円/30秒)が別途かかります。
8位:mineo ドコモプラン デュアルタイプ(10GB)
【mineo ドコモプランを5人で使った場合】
<条件>
・音声sim 5枚
・データ容量 10GB
mineo auプランと同様にmineo ドコモプランは、個別契約する必要があります。
合計10GBになるプランだと500MBプランと契約することになります。しかし、容量が少ないので1GBとして、
3GB×3契約+1GB×2契約=11GB(5契約)として計算します。
<初期費用(税込み)>
一人当たり(3GB、1GB共通)
・新規契約事務手数料:3,240円
・SIMカード発行料:425円
初期費用の合計費用=3,240×5+425×5=18,325円
<月額費用(税込み)>
月々 1,728×3+1,620×2=8,424円
ユニバーサルサービス料 3.24×5=16円
月々の合計費用=8,424+16=8,440円
となります。
この他に通話すると通話料(20円/30秒)が別途かかります。
9位:LINEモバイル コミュニケーションフリー 10GB
LINEモバイルは、家族向けのプランがありません(mineoも同様)。
ですので、mineoと同じく個別に5契約をする必要があります。
ただ、最低3GBプランなので5契約で10GBプランというのはできません。
10位:IIJmio タイプD ファミリーシェアプラン 10GB
【IIJmio タイプD ファミリーシェアプランを5人で使った場合】
<初期費用(税抜き)>
・新規契約事務手数料:3,000円
・SIMカード発行料:394円
・SIMカード追加料:2,000円(sim4枚目以後、1枚に付きかかる)
初期費用の合計費用=3,000×1+394×5+2,000×2=8,970円
税込みだと、9,688円です。
* IIJmioは1度の契約で最大3枚しか契約できない。そのため最初3枚の契約をして、simが発行されてからさらに2枚のsimを契約する必要がある。
<月額費用(税抜き)>
・基本料金 2,560円
・音声通話機能付帯料 700円
・追加SIM利用料(4枚目以降に発生) 400円
月々の合計費用=2,560+700×5+400×2=6860円
となります。
税込みだと、7,409円です。
この他に通話すると通話料(20円/30秒)が別途かかります。
10位:IIJmio タイプA ファミリーシェアプラン 10GB
【IIJmio タイプA ファミリーシェアプランを5人で使った場合】
<初期費用(税抜き)>
・新規契約事務手数料:3,000円
・SIMカード発行料:406円
・SIMカード追加料:2,000円(sim4枚目以後、1枚に付きかかる)
初期費用の合計費用=3,000×1+406×5+2,000×2=9,030円
税込みだと、9,752円です。
* IIJmioは1度の契約で最大3枚しか契約できない。そのため最初3枚の契約をして、simが発行されてからさらに2枚のsimを契約する必要がある。
<月額費用(税抜き)>
・基本料金 2,560円
・音声通話機能付帯料 700円
・追加SIM利用料(4枚目以降に発生) 400円
月々の合計費用=2,560+700×5+400×2=6860円
となります。
税込みだと、7,409円です。
この他に通話すると通話料(20円/30秒)が別途かかります。
コストの面から見たおすすめプランまとめ
前記から、家族でsim5枚で格安simを10GBに向いているプランについて、比較しやすいように2年利用した時の合計金額を算出します(税込み)。
①OCN モバイル ONE
・初期費用 5,219円
・月額費用 8,008円
2年利用で、合計 197,411円
②LinksMate
・初期費用 18,360円
・月額費用 7,252円
2年利用で、合計 192,408円
③mineo auプラン(Aプラン)
・初期費用 18,390円
・月額費用 7,950円
2年利用で、合計 209,190円
④mineo ドコモプラン
・初期費用 18,325円
・月額費用 8,440円
2年利用で、合計 220,885円
⑤IIJmio タイプD ファミリーシェアプラン
・初期費用 9,688円
・月額費用 7,409円
2年利用で、合計 187,504円
⑥IIJmio タイプA ファミリーシェアプラン
・初期費用 9,752円
・月額費用 7,409円
2年利用で、合計 187,568円
2年間の利用した合計額をで比べると、最安となる
「IIJmio タイプD ファミリーシェアプラン」
がおすすめとなります。
費用以外を比べた場合のおすすめプラン
家族で格安sim5枚で10GBを利用する場合、費用が安いことを第一に考えると、「IIJmio タイプD ファミリーシェアプラン」がおすすめです。
ですが、格安simの選択基準は費用だけではありません。
サポート、通信速度、キャンペーン内容も選択基準となります。
家族でsim5枚で格安simを10GBに適した6つのプランを別の選択基準から比べてみます。
まず、キャンペーン内容に関しては、6つのプランの中では、IIJmioが優れてます(キャッシュバック4000円で最もお得)。
次に通信速度ですが、これは日時や場所により違うのでどれがいいかとは言えませんが、現時点では、IIJmioタイプDが速くなっています(格安SIMの通信速度計測より)。
また、サポートに関しても、IIJmioは、チャット、ツイッタ-、電話などが用意してあるので大手キャリアよりは劣りますが、格安simとしてはかなり充実しています。
ですので、費用面以外の部分を比較してもIIJmioは、6つのプランの中では最もよいと思います。
まとめ
今回、家族向けプランについて調べてみました。
ただし、家族向けプラン(複数回線契約)は価格.comで調べたランキングだけでは見えてこないことがあります。
ですので、個別に調べる必要がありました。
調べると、すべての格安simで家族向けプランが用意されているわけでは、ありませんでした。
もちろん、複数回線契約はできるのですが、単に一人で複数回線が契約できるだけだったり、一人一人が契約しないといけないものもありました。
特に料金体系は、わかりにくくて公式サイトを見るだけではわかりません。
ですので、正確な初期費用と月額費用は、データ容量、契約内容、回線契約数などを指定してサポートに問い合わせる必要があります。
家族向けのプランがちゃんと用意されているのは、OCN モバイル ONEとIIJmioです。この2つは家族が利用することが想定されています。
なので、今回おすすめは、IIJmioのDプランですが、IIJmio以外であれば、OCN モバイル ONEのプランがよいです。