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格安simに乗り換えて不満な人の多くは、
「昼間の通信速度が遅過ぎる」
ってことではないでしょうか?
基本的には大手キャリアから格安simへ乗り換えた人の7~8割は満足しています。
何と言ったって、通信費用が安いですからw。
でもサラリーマンなどにとって昼休みの時間にネットにつないだら通信速度が激遅だとイライラしてしまいますよね~^^。
何とかならないもんでしょうか?
昼間の通信速度を速くするため、もっと帯域増強しない理由とは?
格安simのほとんどは、昼間の通信速度が遅いです。
これは、なるべく帯域増強を最小にしながら通信品質を保つためなのである程度仕方がありません。
もし、昼間の時間帯に最低3Mbpsの通信速度を確保しようとしたら、今よりも何十倍も帯域増強が必用となるので、莫大なコストがかかります。
そうしたら今のようの通信費用ではとてもじゃないけどやっていけません。
というか、今でも経営的に赤字のところもあるし、苦しいのですから無理なんです。
ただし、お金をもっと有効に使えば、その苦しさは減るかも知れないですが。
例えば、mineo。
利用者の満足度も高いし、大手キャリア3回線を選べるようになり、格安simのシェアとしても楽天モバイルに次いで高くなっています。
CMもバンバン行っており、宣伝費に相当お金をかけています。
しかし、もしCMを行わずその分を帯域増強にまわせば今よりも昼間の通信速度は改善しているはずです。
mineoとしては、既存契約者の満足度を上げるよりも新規契約者を取りにいっているってことでしょうが、これだと既存契約者の中で不満を持つ人も多くなってしまうでしょう。
ただ、一方で経営を楽にするためには契約者を増やさないといけない事情もあるわけで、mineoとしても難しい舵取りをしているのです。
また、競争相手が多いことも経営戦略に影響しています。
格安simは激しくシェア争いをしていますのでこれを勝ち抜くためには今頑張らないといけないのです。
格安simには当たりハズレがある
そもそも格安simに通信速度の速さを求めるのは酷です。
通信速度を犠牲にしているから安いのですからね。
ただ、ネットが使いものにならないぐらい遅いのも困りますよね。
実は格安simにも当たりハズレがあります。
契約者がどんどん増加している格安simはどうしても通信速度が遅くなりがちです。
帯域増強を定期的にしているのでその都度、通信速度は改善しますが契約者の増加の早さに追いつかないので、慢性的に遅くなりがちです。
一方、それほど契約者が増加しない格安simだと、ある程度の通信速度がキープされ続けます。
なので、利用者の満足度が高くなり途中で解約したり、MNPで乗り換える人が少なくなります。
私は以前、Nifmoを利用していましたが通信速度については昼間遅くなるぐらいで、あとは全く問題ありませんでした。
今、契約しているLINEモバイル(ソフトバンク回線)ですが今のところは、それほど通信速度は遅くはありません。
ただし、徐々に契約数が増えているようなので今後はわかりませんけどね。
複数の格安simを切り換えて使う
もし、通信速度が気になるのであれば、複数の格安simと契約して通信速度に応じて切り換えて使うのもありかと思います。
DSDSやDSDVやDSDA対応のスマホを使えばそれができますし、モバイルルーターでsimの2枚差しができるものなどを利用してもいいでしょう。
複数の格安simと契約するとその分コストがかかりますが、それでもなお大手キャリアを利用するよりも安くなります。
結局、快適な通信環境を確保するにはある程度のお金がかかるってことです。
今後、4Gから5Gになっていきますが、それでも通信コストは下がらないと思います。
なので、利用者としてはある程度の負担は避けられません。
まとめ
私自身は格安simの昼間の通信速度の遅さは仕方がないと思っています。
格安sim会社も経営がありますから、無尽蔵に帯域増強することはできません。
ただ、大手キャリアが帯域の貸し出し費用をもっと安くすると、格安sim会社も帯域増強しやすくなるので、総務省は積極的に値下げを勧告した方がいいでしょうね。
また、これとは別ですが個人的には外でのモバイル利用を控えた方がいいかと思います。
湯水のようにインターネットを使うと、コストがかかる一方です。
通信資源も電気、ガス、水道などのインフラと同じで有限資源とみなせば節約意識も湧いてくるのではないでしょうか。
今、多くの人はネット使い過ぎです。ネットを使っている時間をもっと他のことに振り分けると、自然にデータ利用量も減り結果的に、通信コストも下がるし、混雑度が減ると通信速度も改善するはずです。
この方が健全っぽい気がしますけどね~(*^o^*)。