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「格安simって昼にすごく重くなるから使いものにならない」
このように感じる人がいます。
確かに格安simは昼頃とか朝夕の通勤時間帯などスマホの利用者が増える時間帯には、とても混んでしまうので通信速度が極端に遅くなります。
ですから、回線の帯域増強してもっと通信速度を速くするべきだという考えもわかります。
ですが、格安simが回線の帯域増強をできない理由があります。
格安sim会社は回線の帯域増強をしない理由とは?
格安sim会社は、回線の帯域増強を徐々にですがやっています。
しかし、昼間の時間帯の通信速度が速く感じられるぐらいの回線の帯域増強はしてません。
これはなぜでしょうか?
理由は、安定した利益を確保するためです。
もし、昼間の時間帯の通信速度が、10Mbps以上になるぐらいに回線の帯域増強をしたとしたら、採算が合わなくなります。
なぜなら、利用者が少ない時間帯には回線が無駄になっているからです。
使われていない回線であっても、格安sim会社は大手キャリアに対して回線利用料を払わなくてはいけないのです。
もし、利用している回線数に応じて、回線利用料が決まるのであれば、もっと通信速度を速くすることは可能でしょうが、今はそのようになっていません。
格安simの賢い使い方
通信速度が、安定せず遅くなってしまう時間帯が生じる格安sim。
この格安simを賢く利用するなら、スマホを利用する時間帯を調節することです。
特に昼間の時間帯(AM12:00~PM1:00)が通信速度が、遅くなります。
ですので、この時間帯を避けることで通信速度の遅さは気にならなくなります。
そして、その代わりに、無料のwifiとか大手キャリアの回線を使うといいでしょう。
例えば、デュアルsimのスマホを使い、格安simと大手キャリアのsimを使います。
大手キャリアのsimは最小データ容量のsimにして、不足分を格安simにします。
このようにすれば、昼間の時間帯など混雑する時間帯には大手キャリアのsimで通信を行い、混んでない時間帯で格安simを使うようにできます。
すると、いつでも快適な通信速度でインターネットが利用できるようになります。
格安sim会社がこれからすべきこと
格安sim会社は経営が厳しい。
これは、よく言われることですね。
でも、これに甘えていると経営が甘くなりがちです。
格安sim会社に求められることは、
・サービスの向上
・経営の効率化
この2つです。
回線の帯域増強は、サービスの向上です。
ただし、サービス向上にはお金がかかります。
従って、同時に経営を効率化して少ないお金でサービス向上を行う必用があります。
どうやってこれを両立させるか。
これがある意味、経営者や社員が考えなければいけないところです。
たぶん、AIの活用、ITの利用、回線利用料の値下げ交渉、他の格安sim会社との提携や合併、etc。
これらが、主な手法となると思います。
まとめ
「格安sim会社はなぜ回線の帯域増強をもっとしないのか?」
通信速度が遅いと感じるなら、こう思うのは無理もありません。
ただ、これは人によって違います。
私は通信速度が、遅いと思ったことはありますがだからといって不満を感じてません。
なぜなら、遅くてもインターネットしていても負荷が重い作業をしてないからです。
また、昼間はほとんどインターネットをしない(食事をしたりテレビを見たりする)からでもあります。
格安simに対して不満を持つ人は、契約前に自分が思っていたことと違うために不満を持つのではないかと思います。
ですので、私がおすすめするのは、
・試しに格安simを利用してみること
です。
* 音声simで契約すると約1年ほど契約解除できないのでデータsimで契約する
データsimであれば、月額利用料も安いのでお試し契約して利用してみるといいです。
利用してみて不満があれば、すぐに解約して大手キャリアとかサブブランドを利用すればよいでしょう。
こうすれば、不満を持ちながら使い続ける必用はなくなります。