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ドコモ、au、ソフトバンクなどの大手キャリアと契約する時、多くの人は2年ごとの契約にします。
それは、なぜか?
その方が、月々の支払額が減るからです。
たいてい、新しく本体を購入する場合、支払額が割り引かれます。
しかし、これって結局、強制的に2年契約をさせられているわけで、高額な通信料金を払い続けるということになります(^^;。
来月、総務省が大手キャリアの2年縛り是正指導
4/24、総務省の大臣、野田聖子氏が携帯電話を2年契約にして中途解約者に対し違約金を課すといういわゆる「2年縛り」に対し得、行政指導を行うと発言しました。
2年契約をさせられて利用者は、2年ちょうどで解約すると、24ヶ月目になるので違約金が発生します。
一方、違約金がかからないにょうに25ヶ月目で解約すると、その月の通信料を支払わないといけません。
これって、ちょっと考えるとズルイですよね?
2年契約なら2年利用して解約しても、問題ないはずなんです。
これに対して、総務省では、
「利用者に不測の費用負担を求めることになる可能性がある」
としています。
私個人としては、総務省の是正指導が遅すぎるって思います。
今まで2年縛りで多くの人が余計にお金を払ってきています(私もそうです)。
そういうやり方もあって、大手キャリアはかなり儲かっています。
もっと、早い時点で大手キャリアに是正をさせるべきだったと思います。
大金を払い続ける日本の大手キャリア利用者
「携帯料金って、高いよね」
こういう声はとてもよく聞きます。
しかし、高いって言いながら払い続けている人がとても多いです。
アメリカとかだったらデモが起きているんじゃないでしょうかw。
日本人は、事なかれ主義だったり、すぐに忘れてしまうせいか、あまり大声で批判をしません。
だから、大手キャリアはいい気になって?、高い通信料金を請求しています。
格安simが浸透して、少しは通信料金が安くなりましたが、それでもまだ高いです。
もう十分に設備投資分以上に儲けたのですから、値下げしてもいいぐらいです。
ですが、大手キャリアはそれをしたくないので、さらに5Gを推し進めています。
すると、
「設備投資が必用なのでお金がかかります。なので通信料金は安くしません。
ってなっちゃうんです。
これをずっとやり続けたり、通信料金は高止まりしたままになるでしょう。
最近の大手キャリアって競争してない
以前、ソフトバンクが出てきた頃、ソフトバンクが携帯料金を下げてきたのでとてもお得に感じました。
その後、ドコモやauも追随したため、今では通信料金の金額は、どこも同じです。
つまり、競争がないのです。
はっきり言って、どこを選んでも同じです。
なので、
ドコモからソフトバンクにして、そしてauにしてまたドコモに戻る。
こんな感じで、大手キャリアの間を移動しているだけになりがちです(最近は格安simの登場でその流れが変化していますが)。
楽天が大手キャリアの間に割り込んで来ますが、これで何か変化が生じるのか。それとも、単に利用者のお金をむさぼる会社が1つ増えるだけなのか。
今後の動向に注視したいところです。
まとめ
大手キャリアの2年縛りは、なるべく早く是正して欲しいですね。
というか、縛りなんてなくして欲しいところですw。
たぶん、なくしたとしても本当に気に入ったなら、乗り換えはしないでしょう。
乗り換えをするのは、不満を感じるからです。
例えば、通信料金。
データ量無制限、電話かけ放題で月に3000円以内で済むとします。
だとしたら、他に乗り換えるなんて気にはなりません。
なぜなら、十分満足できるからです。
結局、モバイル通信も今やガスや水道と同じように重要かつあって当たり前のインフラです。
なので、コスパがよい安定供給が望まれます。
逆に、これを早く実現できた会社が将来、生き残ることになるでしょう(*^o^*)。