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格安simが登場して、もう17年です(最初のMVNOは2001年、日本通信がDDIポケットのPHSで運用)。
当初はそれほど注目されてませんでしたが、ここ数年で一気に格安simの知名度は上がりました。
一方、手軽に使えるsimとしてプリペイドsimというものがあります。これは、格安simが運用されるよりも前からプリペイド携帯では利用されていました。
プリペイドsimは、一時的にsimを使いたい場合に利用されています。
格安simとプリペイドsimは何が違うのか?
格安simは、通信料金が安いsimのことで大手キャリアから回線を借りた業者がサービスを提供しています。
大手キャリアと同じ回線を利用していますが、通信速度は大手キャリアよりも遅いことがほとんどです。
格安simを利用する場合、格安sim会社と契約し毎月の料金を支払い利用します。
一方、プリペイドsimは、前払いでお金を払い一定期間スマホや携帯を利用できるsimのことです。
プリペイドsimは、大手キャリアだけでなく格安sim会社からも提供されています。
プリペイドsimのメリットとデメリット
プリペイドsimのメリットとデメリットはこちらです。
プリペイドsimのメリット
・現金払いでお手軽に利用できる
・ネット、コンビニ、電器店などで気軽に購入できる
・契約が不要で、本人確認がいらない
・利用できる期間やデータ量が決まっているため使い過ぎない
プリペイドsimのデメリット
・利用料が、通常のsimに比べると高い
・データsimしかないので音声通話ができない
大手キャリアから格安simへの乗り換えを考えているが、格安simの通信品質などに不安があり迷っている場合、お試しとして格安simのプリペイドsimを使ってみるのも1つの方法です。
実際に格安simを使うことで格安simがどのようなものかがわかるので、格安simに乗り換えた方がいいのか、そのまま大手キャリアを利用した方がいいのかの判断がしやすくなります。
プリペイドsimが利用できる格安sim
すべての格安simでプリペイドsimが用意されているわけではありません。
プリペイドsimが利用できる格安simは、こちら。
・BIGLOBE
・So-net(nuroモバイル)
・IIJmio
・mineo
・OCNモバイルONE
・U-mobile
・b-mobile
・楽天モバイル
利用できる期間は、1週間~1年と幅が広いです。
また、チャージすることで利用期間を延ばせたり、月額制に移行できるプリペイドsimもあります。
自分の利用シーンなどに合わせて選ぶといいでしょうね。
ただ、格安simの場合は大手キャリアのような縛りがない会社も結構あるので、あえてプリペイドsimを利用しないで、契約をしてしまうのもありかと思います。
なぜなら、格安simを使ってやっぱりダメって思ったらすぐに解約ができるからです。
特にデータsimの場合は多くの格安simは縛りがありません(音声simの場合は最低利用期間、解約手数料などがある会社が多いです)。
ですので、気軽に格安simと契約ができます^^。
まとめ
格安simとプリペイドsimは、全く違います。
プリペイドsimは、simの利用ための料金体系のひとつです。
simを利用するための料金体系 ⇒ 月額料金払い、買い切り
通常の契約は月額料金払いであり、事前にお金を支払うのが買い切り(=プリペイドsim)です。
ただ、日本に住んでいる場合、プリペイドsimを利用することはほとんどないと思います。通常の契約をすればいいだけですからね。
しかし、海外に住んでいて日本に来るような人、例えば外国人旅行者などには、プリペイドsimはとても便利だと思います。
ただ、日本への観光客を増やしたいなら、フリーのwifiを増やした方がいいかもしれませんが(*^o^*)。