通話

最近、連絡する場合に電話ではなくメールとかLINEなどを利用する人が増えています。

しかし、中には

「電話をよくする、やっぱり便利だから」

「電話で相手の声を直接、聞きたい」

という人もいるでしょう。

頻繁に電話をするなら、通話料が定額でかけ放題を利用したいですよね。

ドコモ、au、ソフトバンクなど大手キャリアには、電話のかけ放題サービスがありますが、同じように格安simにもかけ放題サービスがあります。

今回は、格安sim会社が提供しているかけ放題サービスについてお伝えします^^。

通話料定額(かけ放題サービス)がある格安sim会社

格安simに切り換える場合の契約は、

・データのみ
・データと音声通話

がありますが音声通話をよく使う人は、通話料定額がある格安simがおすすめです。

大手キャリアには、通話料定額のプランがあります。いずれも2200円と1700円(5分以内)です(いずれも端末はガラケー)。

かなり高いです。もっと安ければいいんですが…。

それに比べると、格安sim会社の通話料定額プランは価格が抑えられています。

格安sim会社の通話料定額プランは、こちら(2017/10/8現在)。


1、NifMo

・10分かけ放題(830円/月) *IP電話

2、楽天モバイル

・かけ放題(2380円/月)
・5分かけ放題(850円/月)

3、BIGLOBEモバイル

・3分かけ放題(650円/月)

4、イオンモバイル

・10分かけ放題(850円/月)
・050かけ放題(1500円/月)

5、IIJmio

・10分かけ放題(830円/月) *家族は30分
・3分かけ放題(600円/月) *家族は10分

6、FREETEL

・1分かけ放題(299円/月)
・5分かけ放題(840円/月)
・10分かけ放題(1499円/月)

7、UQ mobile

・5分かけ放題(1980円~/月) *データ2GB付き、14ヶ月後2980円
・10分かけ放題(1980円~/月) *データ1GB付き、1年間は2GB

8、LINEモバイル

・10分かけ放題(880円/月) *IP電話

9、DMMモバイル

・10分かけ放題(850円/月)

10、nuroモバイル

・10分かけ放題(800円/月) *IP電話

11、b-mobile

・5分かけ放題(850円/月) *IP電話

12、OCN モバイル ONE

・10分かけ放題(850円/月)
・トップ3かけ放題(850円/月)
・かけ放題ダブル(1300円/月) *10分かけ放題+トップ3かけ放題

13、もしもシークス

・5分かけ放題(850円/月)
・かけ放題フル(1800円/月)

14、DTI SIM

・10分かけ放題(820円/月)

15、Y!mobile

・かけ放題(1000円~/月) *プランにより金額が異なる

16、トーンモバイル

・かけ放題(無料) *IP電話、TONE同士と050のみ

17、@モバイルくん。

・10分かけ放題(1000円/月)

18、Tikimo SIM

・10分かけ放題(840円/月)

19、Fiimo Dプラン

・10分かけ放題(850円/月)

20、ペンギン モバイル

・5分かけ放題(850円/月)


かけ放題サービスをやってる格安sim会社は、たくさんあります。

ただ、サービス内容にそれほど差があるわけではありません。

ほぼ、似たり寄ったりです。

*上記情報は、2017/10/8現在のものです。最新の情報は、格安sim会社のサイトで確認してくださいね^^。

格安simの通話し放題は、3種類ある

格安simの通話し放題ですが、方式が3種類あります。

1、回線交換方式
2、IP電話方式
3、プレフィックス方式


1、回線交換方式

回線交換方式は、通常の電話のことです。

大手キャリアの通話し放題は、すべてこれで行われてます。

回線交換方式は回線を独占して通信するために、3種類の中で一番通話品質がよくて安定しています。

通話が途切れるということは、滅多にありません。

しかし、3種類の中で最もコストがかかります。

2、IP電話方式

IP電話方式は、インターネットを利用して通話を行う方式で、パケット交換により通信が行われます。

通話品質は、3種類の中でもっとも劣ります。インターネット回線が混雑していると途切れたり、雑音が入ります。

しかし、3種類の中ではもっともコストが安くなります。

ただし、緊急通報(110、119)ができません。緊急通報する時には、IP電話ではなく通常の電話となります(無料)。

3、プレフィックス方式

プレフィックス方式は、通常の電話網の間に中継電話設備を入れて通信が行われます。

通話品質は、IP電話方式よりもよく、回線交換方式とほぼ変わりない品質です。

コストは、回線交換方式よりは安いですが、IP電話方式よりは高くなります。


<チェックポイント>
格安simの通話し放題サービスを選ぶ時には、方式もチェックしておくといいでしょうね。

バランス的には、コストを抑えながら通話品質のよいプレフィックス方式が優れてます。

ただ、プレフィックス方式にも欠点は、あります。それは、電話をかける時、アプリを利用するなどして電話番号に付加番号を加えないといけない点です。

これは、ちょっと面倒です。まあ、慣れてしまえば大丈夫ででしょうけど。

あと、IP電話方式同様に緊急通報(110、119)ができません。緊急通報する時には、プレフィックス方式の電話ではなく通常の電話(無料)となります。

*スマホや携帯から緊急通報をする時には、通常の電話になりますがお金はかかりません。この理由は、ユニバーサルサービス制度によりすべての人が、ユニバーサルサービス料(月に3円)を支払っていて、このお金が緊急通報などの利用料に充てられるためです。

*ユニバーサルサービス制度は、電気通信事業法により定められた法律です。

格安simで、回線交換方式の電話かけ放題は?

以前は、DTI SIMが、月780円で5分間かけ放題プランをやっていましたが、2017年9月14日から、受付中止になってます。

たぶん、回線交換方式の電話かけ放題は、経営的に厳しいのではないかと思います。

今は、回線交換方式の電話かけ放題サービスを提供しているのは、大手キャリアのサブブランドの格安sim会社だけ(例えばY!mobile、UQ mobile)です。

ちょっと残念ですね。

まとめ

電話のかけ放題サービスがある格安simってたくさんあります。

いつの間にかこんなに増えてしまいましたw。

個人的にはIIJmioやOCN モバイル ONEが独自サービスを提供していいかなと思います。

ただ、半年後には別の会社の方がいいって思うかもしれませんがw。

たぶん、今後も電話のかけ放題サービスは増えていくでしょうし、価格も安くなっていくと思います。

また、新たな電話かけ放題のサービスも出てくるでしょう。

格安simの戦国時代は当分続きそうですね~(*^o^*)。