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Yモバイル(Y!mobile)はソフトバンクのサブブランドです。
基本的にはMVNO(仮想移動体通信事業者)というよりはMNO(移動体通信事業者)です。
自前で回線を持ち、モバイル通信サービスを提供しています。
なので、格安simというよりは大手キャリアに近いと言えます。
一方、イオンモバイルは、完全なMVNOです。ドコモの回線を使ってモバイル通信サービスを提供しています。
ですので、イオンモバイルはいわゆる格安simです。
Yモバイルかイオンモバイル、おすすめは?
YモバイルかイオンモバイルはMNOとMVNOという違いがあります。
MNOのメリットは、通信品質が高く安定していて、サポートが手厚いことです。
MVNOのメリットは、通信料金が安いことです。
一方、MNOのデメリットは、通信料金が高いことです。
MVNOのデメリットは、通信料金が安いが、サポートが薄いことです。
このような特徴を踏まえて比較すると
・通信速度が速いこと
・サポートが充実していること
この2点を重視する人であれば、Yモバイルで決まりです^^。
一方、
・通信料金が安いこと
この点を重視する人なら、イオンモバイルを選ぶほうがよいでしょう^^。
Yモバイル、イオンモバイルそれぞれの通信料金はいくら?
スマホや携帯を利用する時、一番気になるのは通信料金の支払いだと思います。
なぜなら、ずっと払い続けるためもっとも負担額が多いからです。
一方、スマホや携帯の本体価格は、一時的なものです。
もし、本体価格に5万円かかったとしても、5年間使うとしたら1年で1万円程度、月に換算すると1000円以下です。
通信料金に比べると、たいした金額ではありません。
Yモバイルとイオンモバイルの通信料金(データ容量1GB、音声付きの場合)はこちらです。
<データ容量 1GB、音声プラン>
・Yモバイル 1980円/月(税抜き)
* 2年目から 2980円/月(税抜き)、2年間は月2GBに容量アップ、国内通話10分無料付き
・イオンモバイル 1,280円/月(税抜き)
* 通話 20円/30秒
単純に月々の通信料金の差額を計算すると、
1980-1280=700円です。
ただ2年目からYモバイルの月額利用料は2980円なので、月々の通信料金の差額は、
2980-1280=1700円です。
それぞれ、2年間利用した時のトータルの差額は、
700×12+1700×12=28800円
になります。
かなり大きい差がありますね^^。
Yモバイルは、通信料金が高いがデータ容量が一定期間アップしたり、国内通話10分無料などのサービスがあります。
一方、イオンモバイルは通信料金が安くて、通話料金は高くなっています。
ですので、スマホを通話を主体に利用する人であれば、イオンモバイルは魅力的です。
ただ、通話をあまりせず、インターネット利用がほとんどの場合なら、イオンモバイルのほうが圧倒的にお得です。
通話メインで利用するならYモバイルがおすすめ
もし、インターネットをほとんど利用せず、通話の利用がメインならYモバイルがおすすめになります。
特に通話メインなら携帯電話での契約は利用料金がかなり安くなります。
・ケータイプランSS 934円/月(税抜き)
ただし、2年縛りがあり、端末を購入する必要があります。
しかし、実際は端末は0円で購入できる機種があるので、2年間契約する代わりに月々の基本使用料が934円になるということです。
このプランでインターネットを利用する場合、ベーシックパック(300円)に加入する必要があります。そして、パケット定額に入らないといけません。
でも、これは強制ではありません。
インターネットを利用しないことも可能です。この場合、ベーシックパックに入らないでいいので、月々かかる費用は基本使用料のみの934円になります(別途、ユニバーサル料金はかかります)。
ただ、ケータイプランSSのみだと通話料金が20円/30秒になるります。通話をよくする人だと、割高になってしまいます。
そこで、スーパー誰とでも定額(1000円/月(税抜き))に加入をします。
すると、通話時間、回数が無制限でかけ放題になります。
月額の利用料金は、
934+1000=1934円(税抜き)
です。
通話を頻繁にする人にとって、かなりコスパが良いのがわかりますよね。
イオンモバイルを含め、他の格安sim会社ではここまで安くはできません。
通話し放題で安い格安simがあったとしても、たぶんIP電話です。
IP電話であれば、結局、インターネットを利用するので安くできますからね。
でも、IP電話は通話品質がよくないのでよく電話する人には向きません。
SNSやウェブ閲覧を主に利用する人にはイオンモバイルがおすすめ
イオンモバイルの特徴は
・通信料金が安いこと
・イオンで購入相談ができること
この2つがメリットです。
また、イオンモバイルをはじめとする格安simは、SNSやウェブ閲覧を主に利用する人に向いています。
例えば、動画を見たり、高画質な画像を閲覧するような場合には、あまり向きません。
なぜなら、格安simは通信速度が極端に遅くなることがあるからです。
通信速度で言えば、0.1Mbps~30Mbpsぐらいまで変化をします。
5Mbps以上であれば動画を見る時に動きがカクカクしたり、止まったりすることはありません。
しかし、通信速度が1Mbpsを切るようだと動画の閲覧には適しません。
イオンモバイルを利用する場合にはこのようなデメリットがあります。
このデメリットを受け入れることができるなら、イオンモバイルはおすすめです。
まとめ
Yモバイルかイオンモバイル、どちらにもメリット&デメリットがあります。
これらを見極めた上でどちらにするかを決めればいいでしょう。
私の場合、ほとんど電話をしないし動画や画像をたくさん見るような使い方は少ないので、この2つのうち1つを選ぶとしたらイオンモバイルです。
自分が普段、スマホや携帯電話をどのような使い方で利用するか。
ここが、2つのうちどちらかを選ぶためのキーポイントになります。
もし、通話もよくするし、インターネットもよくするという場合なら、やはりワイモバイルのほうがいいでしょう。
ただし、月額利用料がバカ高くなってしまいます(*^o^*)。